「Nike+iPod」で何ができるの? (ラクで楽しいジョギングへ)
今までも「Nike+iPod」についてイロイロ書いてきたけど、ユーザーを対象としたものばかりだった。
ユーザーではない人、購入を考えている人、興味はあるけどよく分からない人...etc...に向けて、「Nike+iPod」をちょっとまとめておくダス。

アップルの公式HPはコチラ → Nike+iPod
「Nike+iPod」って何?
ジョギングやウォーキングのためのサポートアイテム。
より楽しくモチベーションを保つのに役立つ。
「Nike+iPod」で何ができるの?
・音楽を聴きながらジョギングが楽しめる(音楽無しでも使用可能)
・自分のデータ管理が自動でできる。
・データ共有が自動でできる。
「Nike+iPod」には何が必要なの?
必ず必要なのは下記の3つ
・iPod nano(定価17,800円~)
第1世代でも第2世代でもok。
現在のところ、nano以外には非対応。
・Nike+iPodスポーツキット(定価3,400円)
靴につけるセンサーと、nanoにつけるレシーバーのセット。
・パソコン
iPodからデータを吸い上げたり、データをネットで送信したりするのに使う。
MacでもWinでもOK。(動作条件は公式HP参照)
これら以外に、必要に応じて下記のグッズをあわせて使うのが一般的。
センサーつけるために必要なもの
・NIKE+(ナイキプラス)対応シューズ
左足の中敷きをめくると、靴の底にセンサーを取り付けるための凹みがある。
ラインアップは「NIKE+」HPや、「NIKEiD」HPで分かる。
・センサーを靴に取り付けるためのケース
様々なタイプが発売されている。
これを使えば、「NIKE+対応シューズ」でなくても、センサーを靴につけることができる。
iPod nanoを身につけるためのもの
・NIKE+対応アパレル
nanoを入れるポケットがついたシャツやジャケットやパンツなど。
走っているときにヘッドホンコードが邪魔にならないよう、取り回し用の穴が開いているものもある。
・アームバンド
nanoを入れて腕にとめるためのバンド。
NIKE純正のものや、他メーカーからもリリースされている。

もちろん、普通のトレーニングウエアのポケットにnanoを入れて使っても良い。
ただし、ネックストラップなどは邪魔になるので、ジョギングには向かないと思う。
モチベーションを保つのために どんな方法が使われているの?
これが一番重要。
大きく分けて5つの手法がとられている(...と自分は思っている)
「音楽と運動の融合」、「毎回の目標設定」、「走行中の情報フィードバック」、「個人のデータ管理」、「データの共有」である。
1.音楽と運動の融合
音楽に合わせて身体を動かすことは気持ちいい。
ダンスやクラブの例を挙げるまでもなく、本能に訴えかけるものがある。
好きな曲に合わせて汗をかくというのは、理屈抜きに気持ちいいものだ。
音楽にあまり興味が無い人でも大丈夫。
走りに向いたリズムにあわせて トレーニング用のガイダンスが案内される「Nile+iPod用の楽曲」が、iTunesStoreから提供されている。
2.毎回の目標設定
「Nike+iPod」では、1回分の走りは「ワークアウト」と呼ばれ、管理の最小単位となる。
ワークアウトを行う前に、目標を設定することができる。
例えば「30分走る」とか「5km走る」とか。
数値目標をたてることによって 達成した場合にはモチベーションが上がるし、目標が達成できなかった場合にも 次回の目標設定への目安を得ることができる。

この具体的な目標というのは とても大事。
適正な数値目標が、「なんとなく走らなくちゃいけないから走っている」という状況からの脱却を後押しし、継続的に楽しむことへの第一歩となる。
「Nike+iPod」では 時間や距離の記録が自動で行われるので、「コースをちょっとショートカットしよう」とか「少しペースを上げよう」などの行動も反映される。
これが、ビギナーがジョギングを継続する際の壁となる「さぼり」を防止し、頑張った分は記録に反映されて「達成感」につながるのである。
3.走行中の情報フィードバック
ビギナーのジョギングでは、「公園を10周走るって決めていたけど、疲れてきたから1周減らしちゃえ」という、目標設定の変更が茶飯事である。
無理をしない という意味ではいいのだが、この思考は 得てして「何かの理由をつけてジョギングをさぼる」という結末につながる。(←自分のコト...(- -; )
ワークアウト時の情報のフィードバックは、ジョギング継続のために重要な「自分で決めた目標を達成する」ことに対して、とても役に立つ。
「中間地点に達しました。残り○kmです」とか、「現在の距離○km。時間○分。ペース○分/kmです」などの音声によるフィードバックを受けることによって、走っていても、現状と目標の間の差が数値で分かる。
これは、走り方やペース配分に役立つのはもちろん、「ゴールを達成するために頑張る」という 「やる気」に反映される。
4.個人のデータ管理
ジョギングが終わった後、nanoをパソコンとつなぐと、ネット経由で自動的にデータがアップロードされる。
データは全て、NIKEが運営する専用サイト「NIKE+」で見ることができる。

各ワークアウトの情報は、「NIKE+」内の「Runs」で管理される。
ワークアウトごとのグラフ(ペースの変化や、ベスト記録との比較)や、週間・月間記録や変化、累計などを見ることができる。
このように、「Runs」で 自分が努力してきた経過を見ることによって、モチベーションのアップにつなげることができる。

また、自分で目標を立てることもできる。
目標は「NIKE+」内の「Goals」で管理される。
事前に「回数」「距離」「消費カロリー」「ペース」について、目標を立てる。
(例:「4週間で10回のRun」)
「Goals」を見ることによって、自分がたてた目標に対して 現在の状況がどのような位置にあるのかが分かる。

これも、数値的目標へのアプローチによって、「やる気」を出させる工夫である。
5.データの共有
データの共有は、「NIKE+」内の「Challenges」によって行われる。
ネット上で、「設定距離への到達時間」や「設定期間内での最長距離」などを共通目標にして、「チャレンジ」が開催される。

この「チャレンジ」はユーザーなら誰でも立ち上げることができる。
チャレンジのメンバーは知り合いや、ネット上のコミュニティー(各種HPやSNS、BBSなど)によって募集される。
参加希望者は「チャレンジ」の主催者に参加希望の旨を伝え、了承されると参加することができる。
「チャレンジ」はユーザーによって無数に立ち上げられ、ビギナー向けから 本格的なものまで存在する。
「チャレンジ」に参加することにより、「連帯感」や「競争意識」が働き、モチベーションを上げる効果がある。

これらの組み合わせによって、これまで三日坊主だった人(自分も含む)にも、モチベーションを保ちながら ジョギングを楽しめる環境が提供されるのだ。
これからジョギングをはじめる場合の、長続きさせるコツ?
自分もビギナーだから実感がこもっていると思うダス(^^
まずは、なによりマイペース。
遅くたって、歩いたっていいから、自分の決めた目標を達成するようにする。
だけど、自分の場合、最初は全然ダメだった。
走り始めてすぐに息が上がり、全然気持ちよくないのだ。
(「Nike+iPod」発売前のハナシ)
あまりに自分が走れなくて嫌になりはじめたとき、ふと、ジョギングの「JOG」という言葉の意味を調べてみた。
jog:〈人が〉とぼとぼ歩く;ゆっくり走る,ジョギングする(+along,on ).
ジーニアス英和辞典 第3版 (C) Taishukan 2001-2006
「なーんだ。とぼとぼ歩いていいんじゃん!」
それで、気分が楽になった。
調子がイマイチな時には歩いて、気分がいいときには走って。
それを繰り返すうちに、自分のペースが分かってきて、マイペースで毎日5kmくらいは難なく走れるようになった。
慣れると、走るのがどんどん気持ちよくなってくる。
だけど、無理は禁物。
時には「さぼり」も重要。
自分は一時期、走りすぎて膝が痛くなった。
何年も、運動らしい運動をしていなかったのだから当然だ。
誰と競争するわけではないので、自分の身体と相談しながら楽しみたい。
当然、準備運動も大事。
準備運動で手を抜くと、確実に身体にダメージがくる。
あと、ビギナーこそシューズに手をかけたい。
足への負担を軽減するシューズは、初心者ほど効果が高い。
ジョギングを始めた頃、ペタペタのスニーカーで走っていた。
しかし、クッション性の高いシューズに換えたとたん、走れる距離も伸び、走ったあとの疲れも圧倒的に少なくなった。
そんなわけで、楽しく走りたいビギナーにこそ、積極的に道具に頼ることをオススメするダス(^^;

Nike+iPodはさておき、とりあえずジョギングを始めてみたいという人には?
まずは「JogNote」(ジョグノート)を使ってみては?
手動で自分の走行データを管理できるサイト。
目標設定、走行データ登録、天候データを添えた日記、コース情報、情報交換、など、無料なのにカナリ使い甲斐のあるSNS。
このブログのサイドバーに出てくるグラフも、この「JogNote」から供給されているものダス。
まずは、このサイトで毎日のジョギングやウォーキングのデータを管理してみる ってのもイイかも。
なんといっても無料なので、今すぐ始められる。(紹介も不要)
ワークアウトデータの吸い上げも可能なので、Nike+iPodでも使える。
...さぁ。
これで、走らない理由はなくなっちゃったよ?
どうする?w
P.S.
改めてまとめてみると、セルフコーチングの観点からも良くできた製品・サービスであることが分かる。
細かい使い勝手などを詰めて、さらに魅力的な製品になって欲しいものである。

